ーはじめに
初めましての方が多いと思います。どうも、かーぼんと申します。剣盾S7から本格的にランクマッチを始めました。今回は、剣盾ランクマッチシーズン14にて自身初のレート2000を達成できたので記事に残したいと思います。
ー並び
ー構築経緯
環境トップのサンダーをどうしたら安定して処理できるかを考える所からスタート。サンダー受けとして最初はHDポリゴン2を考えていたが、ボルトチェンジで簡単に逃げられてしまうのが嫌だったのと、今期当たったサンダーの多くが怪電波持ちであり、時間切れまで粘られる展開が多発し非常に不毛であった。そこで今回はボルトチェンジによる交代を許さず、後出しからサンダーを迅速に処理できるドサイドンをサンダー受けとして採用し構築を組み始めた。
続けて、ドサイドンと相性の良い初手枠を考えたところ、ドサイドンの苦手なウーラオスやウオノラゴンに強い点や鬼火展開などをシャットアウトできる点を評価してカプ•レヒレを採用。
さらに、レヒレとドサイドンだけだと高火力の草タイプ(カミツルギ、ゴリランダー)があまりにもキツいのでそれらへの回答となるサイクルに寄せたテッカグヤも採用。
ここで基本選出①の
「レヒレ+ドサイ+カグヤ」
が完成。
ドサイドンのステルスロックとテッカグヤのやどりぎのタネで相手を削っていく戦術を想定した。
続いて、上記の基本選出以外にも強い勝ち筋が欲しいと考え、ステロと相性の良いエースバーンを採用。
ここで基本選出②の
も完成。
ここではレヒレとドサイドンでステロを絡めた最低限のサイクルを行なった後、エースバーンを通す戦術を想定した。
以上の軸 (レヒレドサイ+カグヤ/エスバ) が強力であり、8割方の試合でこの4体から選出をした。
残り2体は悩んだが、
ウオノラゴンが重かったのと、格闘の一貫切り、ストッパー性能、ダイホロウによる強引な崩し性能を評価して襷ドラパルト、
ゴーストの一貫切り、特殊の初手ダイマをいなす性能を評価してHDポリ2
の2体を採用し構築が完成した。
(※最終日急いで作ったので、構築(特に最後の2体)の完成度は低いです。)
ー個別解説
(採用順)
207(132)-187(76)-151(4)-×( )-104(228)-69(68)
ぽけっとふぁんくしょん!
エースとして運用もできるクッション。調整は一番使いやすかったクリフとさんの記事のものを拝借しました。
(↓参考にさせて頂いた記事。掲載許可もいただき、ありがとうございます!)
【ポケモンSWSH】ランクマッチシングルs12最終52位レート2113~NOTヌメルゴングッドスタッフ~ - ヌメルゴンは嫁 (hatenablog.com)
今期のサンダーは火力のない耐久型が多く、後出ししたら引かれることがほとんどだったため、そこにステロを選択し相手のサイクルに負荷をかけていきます。
(珠暴風が飛んできたら、たまーにそのままダイジェットで突っ込んでくる方がいたので、大人しく攻撃していました。)
エースバーンにも勝って欲しいので、持ち物は弱点保険。
サブウェポンは喉から手が出るほど欲しかったが、この技構成がとても便利であり、一つも切れる技がなかったです。
汎用初手枠。できることが本当に多くてとにかく重宝しました。
努力値のあまり4は、最初はSが上がる調整のウツロイド (C169) のヘドロウェーブを確定で耐えられるD4振りにしていましたが、途中で特化鉢巻ウオノラゴンのエラがみの乱数が動くB4振り(14/16で耐え→15/16で耐え)に変更。この理由は最終日鉢巻エラがみに受け出した無傷のレヒレが2回ほど一発で吹き飛んで唖然としたため。
自身が詰め筋にもなれるクッション。ドサイドンやカプレヒレとの相性の良さもあり、滅茶苦茶強かったです。調整は一番しっくり来たぼのぼにさんがツイートされていたものを拝借しました。
(↓参考にさせて頂いたツイート。掲載許可もいただきありがとうございます!)
ナットレイとカミツルギを迅速に処理するため、原案にあったまもるを切って、火炎放射を採用しました。ドサイドンが1000000%勝てないゴリランダー、カミツルギを見たら絶対に選出。あと、終盤流行っていた起点作成ラグラージは、クイックターンでこいつの身代わりを破壊できないため、基本的に餌です。
レヒレドサイのサイクルで場を整えた後に通すエース。ステロ+エースバーンが単純に強く、レヒレのミストフィールドによる状態異常無視もあったため、全く止まらなかった。
技は命中安定炎打点の「フレアドライブ」、こいつは格闘タイプなので「とびひざげり」、ドヒドイデで止まらないための「しねんのずつき」、抜き性能を上げる「とびはねる」の4つで確定。ギガインパクトも欲しく、とびはねると悩んだが、昨今のスカーフウーラオスの増加を鑑み、とびはねるを選択した。
カバルドン、ラグラージ、ランドロスあたりをエースバーンを展開する前にある程度削っておくのが非常に大事なため、立ち回りの上で一番意識した。
個人的に大好きなポケモンなので、今期はうまく使えてとても満足でした。
補完その1。普通の襷ドラパルト。相手の構築を見て、サイクルを回すのが厳しいと判断した時に行う対面選出の駒として働いてもらった。
軸(レヒレドサイ+カグヤ/エスバ)と比べて適当に放り込んでしまったのが反省点だが、襷とドラパルト自身の性能からやれることが多く、出しても腐りづらかったので補完としてはギリギリ及第点。
補完その2。ドラパ以上にめちゃくちゃ適当に放り込んだポケモン。(努力値からなんとなく察した方もいるかもしれませんが、ボックスにいた両刀ポリ2の流用です…)特殊の初手ダイマのストッパーにしたかったが、今期の初手ダイマ枠がボーマンダやカイリュー、テッカグヤのような物理なのか特殊なのか判断がつかないポケモンばかりだったので結局自信をもって選出できなかった。こいつ出さなくね?って気づいたのが日を回ったくらいだったので、パーティの見た目が変わることを恐れて変えるのを躊躇ったが、どう考えても要らなかった。重いポケモンの対策をもっと厚くすべきだった。完全に戦犯。
ー選出
〇レヒレ+ドサイ+カグヤ (基本選出①)
カグヤが刺さっている時はこれ。ダイマは割と状況次第で誰にでも切った。
今期はエースバーンが刺さっている構築が多く、この選出が一番多かった。よほどの事がない限りダイマはエースバーンに切る。
〇ドラパ+エスバ+@1
サイクルで勝てないときに出す対面選出。
その他は柔軟に対応。
ー重いポケモン
•ライコウ、ボルトロス、パッチルドン、ジバコイル、水ロトムetc
要するにドサイドンで見れない電気。こいつらがいた瞬間、サイクルを回すことを諦め、対面選出をすることが確定する。
•ゴリラドラン
激ヤバコンビ。レヒレゴリランダー対面、全人類初手レヒレに向かってゴリラで叩きを打ってくる (今思えばそりゃそう)。このため、受け出したテッカグヤの残飯が早々になくなり、回復が追いつかずサイクル負けする。
最終日やたら当たったが無理。
•ナマコブシ、ヌオー
カグヤ出しとけば倒されないがこっちも倒せません。無理。
最終日2、3回ほど3タテされました。
他にも上げたらキリがないです…
ー結果
TN ひかる 最終205位レート2006
TN かーぼん 爆死
ー最後に
今期は、リアル事情で忙しく最終日4日前から本格的に取り組みはじめた+最終日に急遽構築変更+1ロム特攻というヤバい要素がてんこ盛りでした。
どうなることかと思いましたが、無事初のレート2000を達成できて本当によかったです。
ただ、急いで構築を作ったため、細部まで練り切れていない部分が多く、ちゃんと構築を煮詰められていればもう少し上にいけたかもしれません。軸が良い感じだっただけにすごく心残りです。
来シーズン以降は今シーズンの失敗も糧に、上位を目指して頑張っていきたいと思います。
(あと、リアル事情が少し落ち着いたので、通話とかを始めてみたいなあ…と思ってます。構築や調整の相談、その他雑談などをしてもいいよって方がいたら仲良くしたいです…。もしよければお願いします…!)
質問等あればtwitter (@carbon_poke) のDM等までよろしくお願いします。
それでは!