サイクル初心者

攻めサイクルが好きです

【剣盾S30シングル】ゴツメオーガ軸[最高最終2006 -82位]

 

【はじめに】

はじめましての方ははじめまして。かーぼんと申します。

S30にて最終2桁を取ることができたので記事を書きたいと思います。

とは言っても前期結果を残された方の構築を、自分好みにすこし弄っただけなので簡単に書きます!

 

【並び】

 

【構築経緯】

 シーズン終盤にかけてサイクル構築を研究していたが、構築の甘さと練度不足で勝てる気がしなかったので、たまにはシンプルにパワーが高い構築を使おうと決意。

 ザシオーガorバドザシで悩んだが、環境に若干増えていると感じた対ザシイベル性能を決め手にザシオーガを握ることに決めた。

 

 色々なザシオーガを試す中で、Lazyさんの「カバザシ+ゴツメオーガ+鉢巻貯水ゲロゲ」の軸を使ってみたところ、

・ミラーに強いザシオーガであること

・重いメタモンへの回答がしっかりしており、基本選出が歪まない

・崩しの手段が豊富であり、環境に増えていたサイクル構築に不利を取りにくい

・上記の要素を型の匿名性により隠せる

・自分が得意な「対面+最低限のサイクル」の動きができる

等に魅力を感じたため、この4体から構築をスタート。

 

(↓原案の記事です。掲載許可ありがとうございます!)

lazy2525.hatenablog.com

 

 ご本人も記事に書かれていたが、上記の4体ではバドザシが重いと思ったので対策枠を色々試した(チョッキHAガオガエンなど)。しかし、どの駒も汎用性が低いと感じ、結局有象無象に出せる珠エースバーンが1番良さそうだったので採用。

 

 最後に、対面選出に組み込めて、重いホウオウ+ナットレイ(+黒バド)の並びやディアルガ入りに抗える、岩技持ちの襷悪ウーラオスを採用して構築が完成した。

 

 なお、ザシアンの調整と襷枠(悪ラオス)、ゲロゲの調整(誤差レベル)以外は原案と同じです。

 

【個体紹介】

※赤字:上昇補正 青字:下降補正

 

ザシアン@くちたけん

性格:ようき 特性:不撓の剣

実数値:199(252)-205(116)-136(4)-x-137(12)-202(124)

技構成:巨獣斬/氷の牙/インファイト/剣舞

 

調整意図:

S→最速130族抜き抜き

H-B→コピーザシアンの巨獣斬(+2)を15/16で耐え

A→なるべく高く、ゴツメダメ+巨獣斬(+1)でコピーザシアンを14/16で落とす

D→端数(一応B<D) 

(*コピーザシアン:メタモンにコピーされたザシアン)

 

 禁伝枠①。久々に陽気ザシアンを使ってみましたが、環境に多い意地ザシアンに対面負けない、よくいる耐久振り珠サンダー(S+1)の上から動けるなど、Sが早い利点を感じる場面が非常に多かったです。

 コピーザシアンに対して、「コピー巨獣斬を耐える→返しの巨獣斬で削る→ゴツメカイオーガ後投げ」の動きでメタモンを処理しつつザシアンを残す選択も出来るよう、原案の調整をベースに少し耐久に回しました。ザシアンが大事且つカイオーガが削れても良い試合でのみこの立ち回りをしましたが、前のめりな構築でありながら数的不利を取らずにコピーザシアンを処理できるのは非常に強力でした。

 

カイオーガ@ゴツゴツメット

性格:ずぶとい 特性:あめふらし

実数値:207(252)-x-156(252)-171(4)-160-110

技構成:しおふき/雷/絶対零度/熱湯

 

 禁伝枠②。正直、使う前はホントに強いのか半信半疑だったものの、蓋を開けてみれば最強ポケモンでした。原案の記事にも書いてある通り、対コピーザシアン+ザシアンをカイオーガで解決できる他、想定外の耐久・想定外の削りにより相手のプランを崩すことが出来、easy winを量産しました。

 個人的には取り巻き含めてチョッキオーガよりも使いやすかったです。

 

[追記]

 たまにザシアンにゴツメ+雨ダイストリームを耐えられたので、少しBを削って、Cに回しても強いかもしれません。この構築をS31の序盤~中盤で使っていましたが、その時はC12振りで使っていました。勿論、Bを削る弊害はゼロではないので、一長一短だと思います。(以下ダメ計)

 

C4振り…H195-D136 (良く居る耐久ライン) のザシアンが14/16 (87.5%)

    H199-D136 (HS等でたまに見られる耐久ライン) のザシアンが12/16 (75.0%)

C12振り…H195-D136のザシアンが15/16 (93.7%)

                H199-D136のザシアンが13/16 (81.2%)

C28振り…H195-D136のザシアンが16/16 (確定1発)

                H199-D136のザシアンが14/16 (87.5%)

 

 

カバルドン@オボンのみ

性格:のんき 特性:すなあらし

実数値:215(252)-132-172(148)-x-106(108)-57(-) ※S個体値24

技構成:じしん/あくび/ステルスロック/ふきとばし

 

 ザシオーガが苦手なルギア入りやジガルデ入り、受け回しを中心に多くの構築に選出しました。剣舞ザシアン・珠エスバとの相性が非常に良く、無難に強かったです。調整は原案のものをそのまま使わせていただきました。

 

ガマゲロゲ@こだわりハチマキ

性格:いじっぱり 特性:貯水

実数値:197(132)-159(236)-112(132)-x-96(4)-95(4)

技構成:アクアブレイク/地震/パワーウイップ/毒毒

 

調整意図:

H-B→特化ザシアンの+1じゃれつくを確定耐え

H-D→特化珠ムゲンダイナのダイマックス砲を確定耐え

A→あまり、H252-B136ザシアンが鉢巻地震で確定1発

S→端数

 

 オーガ受け・受け崩し・トリトドン対策・ザシアンに対面勝てる駒、など構築上での役割が多く、こちらも幅広い構築に対して選出しました。

 型の匿名性で飯を食ってるので、明らかにゲロゲの貯水が透けるプレイング(極端な例を言うとオーガ入りに初手カバ投げなど)をすると交代を咎められるので注意しましょう。

 

エースバーン@いのちのたま

性格:いじっぱり 特性:リベロ

実数値:155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)

技構成:かえんボール/とびはねる/ふいうち/ギガインパクト

 

 バドザシを初めとする、軸の4体で勝てない構築に対して選出しました。カバのステロ展開から通すか、初手ダイマで荒らして詰め切る事が多かったです。

 膝を切った場合にストレスとなるポリ2やラッキー、バンギラスの処理ルートが構築単位で豊富なおかげで、現環境の結論の技構成を存分に活かす事ができました。

 個人的に好きなポケモンなので、久々に強く使えて楽しかったです。

 

ウーラオス(悪)@きあいのタスキ

性格:ようき 特性:ふかしのこぶし

実数値:175-182(252)-120-x-81(4)-163(252)

技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ストーンエッジ/不意打ち

 

 自分で黒バドホウオウナットを使っていた頃、当たるとめちゃくちゃキツかったので、その系統への対策としてエッジ悪ラオスを採用しました。

 汎用襷枠として有用な上、たまに当たるエスバを出せない黒バド入り(黒バドオーガなど)や少し重い日食ネクロ入りに対しても高い勝率を保つことができ、最終日の刺さりは良かったように思います。

 時間なかったので放置しましたが、最速が役に立った記憶が無いので、性格は意地でいいと思います。

 

【結果】

tn ひかる 最終82位 (レート2006)

89勝56敗(最終日:26勝12敗 勝率68.4%)

 

【感想】

原案の構築がとにかく強かったです。

こういう構築自力で組めるようになりたい…。

 

まあでも開始4桁の割には頑張ったかと思います。

仕事の関係で2000乗ってから潜る時間が無く、また2桁後半で甘んじてしまったので、来月こそはちゃんとレート高いロムを最終日までに作っておきたいです。

 

以上、最後まで閲覧ありがとうございました。

何かあればこちらまでお願いします。(Twitter→@carbon_poket)

 

 

 

【剣盾S28シングル】日ネクキュレム×トリックルーム[最高最終2012 -95位]

 

【はじめに】 

初めましての方は初めまして。かーぼんと申します。S28にてギリギリですが最終2桁に残れたので記事を書きたいと思います。

 最終日直前に作った構築なので、完成度はイマイチですが、軸自体に可能性は感じたので誰かの参考になれば嬉しいです。

 

【並び】

 

【構築経緯】

 ザシアンと組まれている禁伝(カイオーガイベルタル、ジガルデなど)との撃ち合いに強いチョッキWキュレムが環境に刺さっていると感じ、構築を組みはじめた。

 次に、キュレムのダイアース(orダイバーン)+ゴツメダメージでザシアンが飛ぶことに着目し、ザシアンに受け出せるゴツメ持ちを検討。その結果、トリックルームを搭載したゴツメ日食ネクロズマがザシアンを削るだけでなく、トリルによってキュレムが暴れる状況をセットできる事に気づいたため採用し、以上2体を構築の軸とした。

 軸の2体で環境トップのザシオーガにサイクルを回す予定だったが、同時採用されやすいカバルドンが日ネク対面から崩してくる点、日ネクキュレム@1のサイクルが釣り交換に弱い点が気になったため、それらへの回答となる渦潮持ちのカプ・レヒレを採用。また、軸で厳しいウーラオスやポリ2への対策、イベルタルダイマターン枯らしの役割なども担ってもらった。

 続いて、Wキュレムの技を検討していると、シャドボを入れる技スぺが無いことに気づいたため、黒バド+ザシアンの対策枠を1体設けたいと考えた。そこで、日ネクと合わせてバドザシを崩しに行ける電磁波ポリゴン2を採用。

 ここまでで明らかにエースバーン、ウーラオス、鋼 (ナットレイテッカグヤ) を舐めていたので、まとめて対策できそう且つここまでの4体とのサイクル相性も良好なアッキサンダーを採用。

 最後に重たいヒヒダルマを対策でき、ザシアンを上から一発で持っていける、鋼に強い、スカーフ蜻蛉からクッションに引く動きを組み込める、といった様々な要素を持つスカーフエースバーンを採用して構築が完成した。

 

(参考)

・西中つきひさんの構築 (Hydrmatch 4th)

【ポケモン剣盾】HydrMatch 4th - YouTube

 

【コンセプト】

環境メタの攻めサイクル

 

【個体紹介】

Wキュレム@とつげきチョッキ

性格:控えめ 特性:ターボブレイズ

実数値:201(4)-x-111(4)-243(244)-146(204)-122(52)

技構成:フリーズドライ/だいちのちから/げんしのちから/ぜったいれいど

 

調整意図:

 S→S4振りサンダー抜き  D→臆病オーガの雨しおふきをほぼ3耐え

 C→ほぼ特化 (ゴツメ+ダイアースでHDザシアン(H199-D152)が68.7%の乱数1発、H振りだけなら確定1発)

 H→奇数、地球投げのダメージ意識  B→端数

 

 構築の軸。カイオーガイベルタル、ジガルデといった環境に多い禁伝にめちゃくちゃ強く、これらの禁伝に弱い日ネクと非常に相性が良い。ここまでDに振る事でカイオーガへの受け出しを始め、多くの特殊ポケモンに対して有利なサイクルを回すことができる。

 技構成は悩んだが、カイオーガやジガルデを考えると必須のフリーズドライ、厄介な数値受け (ポリゴン2、ラッキー、ハピナス) を突破する絶対零度、ザシオーガに一貫する打点となるだいちのちから、構築単位で重いホウオウを爆発させるげんしのちからを選択。ナットレイテッカグヤが環境に増えるようならクロスフレイムの採用も一考したいところ。

 環境にいる他のカイオーガ対策ポケモンと違って、相手の零度で崩壊しないことや、レヒレと合わせて雷麻痺運ゲに付き合わなくてすむことが非常にストレスフリーだった。日ネクにトリルがあるためSは最小限に抑えたが、相手のAS日ネクを抜きたい場面も多かったので調整は諸説。

 

日食ネクロズマゴツゴツメット

性格:腕白 特性:プリズムアーマー

実数値:204(252)-177-190(204)-x-136(52)-97

技構成:メテオドライブ/じしん/トリックルーム/つきのひかり

 

調整意図:

 HD→特化珠イベルタルの悪の波動を93.7%で耐え

 HB→特化ザシアンのインファイトを98.9%で2耐え

 

 ザシアンへ投げつけるクッション。単体でザシアンに有利なのは勿論、ゴツメの削りとトリルを合わせて、ザシアンとキュレムの有利不利を逆転させられるのが見えにくい勝ち筋として強力だった。トリックルームは何回かサイクルを回してから、終盤の詰めとして用いることが主な使い方だが、ウオノラゴンを対面突破するなどの面白い動きが出来るようになり、想像以上に恩恵が大きい技だと思いました。

 技構成はコンセプトのトリックルーム、クッションとして必須の回復技は確定。ラスト2ウエポンは重いゼルネアスへの対抗手段としてメテオドライブ、ザシアンやゼクロムディアルガ等に打つ地震とした。一応、ダイスチルやダイアースで要塞化する立ち回りもでき、ダイマの無いカイオーガ+ザシアンを倒すルートになり得たので間違っていなかったと思う。

 

カプ・レヒレ@たべのこし

性格:図太い 特性:ミストメイカ

実数値:177(252)-x-169(148)-115-150-119(108)

技構成:うずしお/ちょうはつ/しぜんのいかり/まもる

 

調整意図:

 S→龍舞ネクロなどを抜けそうなライン

 HB→あまり  (正直、あまり時間なかったので適当です…)

 

 軸の2体の禁伝と相性が抜群なポケモン。カバ・ラグやポリ2などの受けポケモンにテンポを取られないようにするため、うずしお怒り挑発で使用した。残り1枠はイベルタルがしんどいため、後出し→守るでダイマックスターンを強引に枯らせる守るにした。

(※守るの採用は葉桜杯の8luさんの試合を参考にしました→【ポケモン剣盾】第59回葉桜杯 - 決勝トーナメント - YouTube)

 また、ミストフィールドを貼ってキュレムをムゲンダイナのドラゴン技から守ることができるのも非常にシナジーが取れていた。

 

[追記]

後のシーズン(S29、30)ではSラインを準速オーガ抜きまで上げました。カイオーガを削れる他、ASネクロズマ、ジガルデ、遅いゼルネアスの展開阻止ができるので強かったです。

 

ポリゴン2@進化の輝石

性格:慎重 特性:アナライズ

実数値:191(244)-100-126(124)-x-146(140)-80

技構成:イカサマ/まるくなる/でんじは/じこさいせい

 

調整意図:

 HD→C222ディアルガの140ダイドラグーンを最高乱数2連以外耐え、C177珠サンダーのダイジェットを92.2%で2耐え、等

 HB→あまり。日ネク意識でなるべく高く。

 

 日ネクと合わせてバドザシ絡みに楽をして勝ちたいため採用。バドにポリ2を受け出した際にゴースト技や未来予知を撃たれていた場合、1ターンの余裕が生まれるため、受け出ししてくるザシアンに最も刺さる電磁波を採用した。ザシアンが麻痺した瞬間、Wキュレムの一貫が出来る。勿論、日ネクのトリックルーム+ポリ2の相性も良く、立ちまわりの幅を広げる事ができた。

 一応「まるくなる」をして相手の日ネクを見ようとしていたが、珠ダイスチルが受からなかったり、取り巻きのゼルネアスにボコボコにされたりしたので、対日ネク軸はこの構築の大きな課題だと思います。

 配分はコレで特に困らなかったが、バドザシに同居しやすい控え目珠サンダーを考えるとHD特化の方が絶対に良い。

 

 

サンダー@アッキの実

性格:図太い 特性:静電気

実数値:197(252)-x-150(252)-145-110-121(4)

技構成:ほうでん/ぼうふう/みがわり/はねやすめ

 

 諸説枠1。相手のエースバーンとウーラオスが重すぎたため採用したが、刺さっていない構築も多く、選出が非常に窮屈だった。ザシアンに向かって静電気爆弾に成功すれば、キュレムの通りがめちゃくちゃ良くなる、というシナジーもあるにはあるが、それに期待するのもかなり微妙。

一応重いホウオウ+ナットレイに投げていて、そこそこ活躍はして正解だった気もするが、もっと良い枠が居る気もする。

 

 

 *キョダイマックス個体

エースバーン@こだわりスカーフ

性格:意地っ張り 特性:リベロ

実数値:155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)

技構成:かえんボール/とびひざげり/とんぼがえり/こらえる

 

 諸説枠2。構築経緯でも書いた通り、色々な強い要素はあってこのポケモン自体は強かったが、構築単位でランドロスなどが重く結構負けたので、変えるべきかもしれない。

 シーズン最後の方に対ザシオーガにおいて、スカーフ蜻蛉からザシアンに対しては日ネク、カイオーガに対してはキュレムを投げる立ち回りが強いと気づいた為、次があるならスカーフ蜻蛉枠でそれなりの汎用性があり、重いポケモンへの対抗策となる駒 (水ウーラオスランドロスヒヒダルマなど) への変更を検討したいと思った。

 なお、技構成で1つ浮いている堪えるはダイウォール媒体で1番マシ(ダイマ枯らしとトリルターン管理にワンチャン使えそう)ってだけです。堪えるは生きなかったけど、ダイウォールは結構役に立ちました。

 

【結果】

tn ひかる 最終95位 (レート2012)

99勝64敗 (最終日:21勝10敗 勝率67.7%)

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スペシャルサンクス】

構築一緒に考えてくれた濁10くん

 

【最後に】

3日前くらいに考え始めた突貫構築であったため不安ではありましたが、最終日は1842から2012まで一気にレートを伸ばすことが出来ました。

2000に乗せたところで、仕事に行く時間が来たので撤退してしまいましたが、軸自体にはもっと上に行けるポテンシャルがあったと思います。

一方で構築全体の完成度が低いことは自覚しており、自分でもっと煮詰めてから世に出したいと思っているので、おそらく当記事が公開されているのはもう少し先になっていると思います (現在4月2日)。

あまり日ネクキュレムの記事を見かけませんが、何かの参考になれば嬉しいです。

以上、閲覧ありがとうございました。質問等あればこちら(Twitter→@carbon_poket)までお願いします。

【剣盾S26シングル】エスバオーガ対面 [最高最終2021 -51位]

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【はじめに】

初めましての方は初めまして。かーぼんと申します。

S26にて自身初の最終2桁を達成することが出来たので記念に構築記事を書きたいと思います。

ルールは変わりますが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!

 

【並び】

f:id:Carbon_poke:20220201195850j:plain

 

【構築経緯】

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前期使用していた「襷カウンターエスチョッキオーガ」の並びが今期も使用感が良かったため軸に据えることにした。初手に来やすいオーガへのメタ (ミトム・レヒレ・ウオノラゴン・悪ラオス・HDザシアンetc) を襷エスバで処理し、オーガの通りを良くして対面的に詰め切るのが主な勝ち筋である。

(前期の構築→) (S25メモ)エスバオーガランド - サイクル初心者

 

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上記のエスバ+オーガの軸を使う上で、相手のカイリュー、両バドレックス、ゼルネなどが重かったので、タラプミミッキュを採用。

また、相手のミミッキュに捲られる展開が多いことが気になったため、物理アタッカーを切り返す性能が抜群であり、ここまでで対策の薄いホウオウ、ディアルガなどの禁止伝説の対策を兼ねることもできる最速珠ランドも採用。ついでに受け崩しも担ってもらった。

 

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ここまでで、「襷+禁伝+ダイマ枠」という選出ができていたので上記の4体を固定し、残り2枠で厳しい構築へのメタを貼った。 この2枠は色々と試したが最終的に、「ドラパルトorカイリュー+ザシアン」やゼクロム軸が重かったので、HBイカサマ電磁波ポリ2、「ザシアン+悪ラオス」や爆増していた水ウーラオス入りの構築に刺さるHBゴツメサンダーを採用して構築が完成した。

 

【個別解説】

(採用順) *赤字:上昇補正 青字:下降補正

 

f:id:Carbon_poke:20210516123247p:plainエースバーン@気合の襷 (*キョダイマックス個体)

性格:意地っ張り 特性:リベロ

とびひざげり/ダストシュート/ふいうち/カウンター

155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)

 

超安定初手枠。

何故か誰も使ってなかったが、「かえんボール」を切って入れた「カウンター」が最強技であり、本来勝てない相手に強く刺さる事が多かった。オーガメタとして使われるポケモンに物理が多いのも相性◎。オーガの雨が邪魔で、火炎ボールでザシアンを倒せない…みたいな状況にもならない点も良い。

また、後述するランドロスに受け崩しの役割を持たせているが、ランドロスメタモンにコピーされると厳しいため、そのストッパーとしても優秀だった。あと、シーズン終わってから気づきましたが、メタモンのことを考えると努力値の端数はDじゃなくHに振って、カウンターのダメージを310にした方が良かったです。

誰もカウンターを警戒して来なかった(もしくはケアできない状況が多かった)ので、あまりにも刺さりました。MVP。

 

f:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainカイオーガとつげきチョッキ

性格:控えめ 特性:あめふらし

しおふき/かみなり/れいとうビーム/熱湯

197(172)-x-111(4)-220(236)-161(4)-122(92)

 

禁止伝説枠。

打ち分け出来るし、耐久も火力もバケモンだし、シンプルに一番使いやすい型だと感じました。前期の2000チャレ、相手のオーガにエスバを熱湯で焼かれて負けた恨みから、自分もなみのりをやめて熱湯を採用。こうして負のスパイラルが生まれていく。

今期のオーガのSのチキンレースは熾烈ではありましたが、耐久を削りすぎて珠サンダーに勝てなくなるのは本末転倒だと思ったので、2ヶ月通してがっつり耐久に振った型で使い続けました。

 

調整意図:

S→無振りサンダー抜き抜き

H→特化ザシアンの+1じゃれ、珠サンダーの特化140ダイサンダーをそれぞれ最高乱数切り耐え

C→11n

B、D→端数

(↓下記の記事の調整を参考にしました。掲載許可ありがとうございます!)

【S24最終119位】オーガサンダーダルマ - takuto_poke’s diary

 

f:id:Carbon_poke:20210516125247p:plainミミッキュ@タラプのみ

性格:意地っ張り 特性:化けの皮

ゴーストダイブ/じゃれつく/つるぎのまい/影打ち

143(100)-155(244)-101(4)-x-128(20)-134(140)

 

両バドレックス、イベル、オーガ、ゼルネ等の伝説に抗える最強の対面駒。

特にゼルネアスは爆増しており、一時期のように「当たったら事故」で済ませられる数ではなかった為、ダストエスバ+タラプミミで厚めにメタを貼った。その甲斐あって、最終日付近何回もゼルネに当たったが、最終14位の方に負けた1回以外は一度も負けなかった。

調整は準速80族抜きくらいのカイオーガが多いと感じたため、それを意識したSラインとした。結果、スカーフじゃないオーガには全て上から動くことができた。

 

調整意図:

S→準速80族抜き抜き (速めのHCSオーガ意識)

A→ほぼ特化

H→8n-1 (皮ダメ最小)

D→余りでなるべく高く

B→端数

 

f:id:Carbon_poke:20210516123719p:plainランドロス@命の珠

性格:陽気 特性:威嚇

じしん/そらをとぶ/いわなだれ/つるぎのまい

165(4)-197(252)-110-x-100-157(252)

 

オーガと相性が抜群なダイジェッター。

エスバ、ミミッキュ、パッチラゴンといったオーガ軸が重い物理アタッカーへの切り返し性能、さらに物理の高火力で裏に強い負荷をかけていける点が、オーガと良くかみ合っていました。前期の影響で爆増したディアルガとホウオウに明確に強いのも魅力的。

また、軸のエスバオーガで崩すのが厳しいラキドヒドのような受け回しはコイツでラッキー対面から崩していました。とはいえ、歌うや甘えるがあまりにも鬱陶しいので、有利な運ゲーor痺れ待ち剣舞連打に持ち込めるよう、なるべくポリ2やサンダーの電磁波を絡めていました。

なんだかんだS24〜26通して、全ての最終日構築に珠ランドがいたため、ダメ感などが分かっていたのがよかったかも。

 

f:id:Carbon_poke:20210516123430p:plainポリゴン2@進化の輝石

性格:図太い 特性:トレース

イカサマ/放電/じこさいせい/電磁波

191(244)-x-156(252)-125-115-82(12)

 

初手襷エスバで対応不可能なドラパルトとカイリューへのメタ。一緒に組まれがちなザシアン軸に出しやすいよう、電磁波イカサマで採用した。また、ゼクロムやBキュレム等々への誤魔化しもでき、枠の圧縮に貢献した一体。

放電の枠はもともと冷凍ビームで、ランドロスに刺さればいいな感覚だったがあまりにも撃たないのと、「ゼクロムテッカグヤ+水 (レヒレアシレーヌ、水ラオスetc)」の並びがとてもしんどかったので最終日前日に変更。実際とても役立ちました。

 

調整意図:

H→16n-1

B→物理ドラゴン全般を受ける都合上、振り切らないと色々足りないため特化

S→麻痺った最速ウーラオス抜き

 

f:id:Carbon_poke:20210516123415p:plainサンダー@ゴツメ

性格:図太い 特性:静電気

ボルチェン/暴風/羽/身代わり⇄電磁波

197(252)-x-150(252)-145-111(4)-119 (*S個体値29)

 

ほぼ出さないニート枠。最終日の選出回数はたったの2回。

でも、相手の水ウーラオスを受け止められるポケモンがおらず、選出画面にいるだけで初手水流連打を撃たれなくなるという御加護があるため外せない。一応ゴリランダーやカミツルギに睨みを効かせる枠でもある。

当初はナットレイをあまりにも舐めていたので身代わりを採用していたが、ザシアン+悪ラオスに勝てなさ過ぎたので、最終的には電磁波に変更。結果、ナットレイが重い構築になってしまったが、HBならオーガが受かっておらず、HDならミミッキュやランドの物理の役割集中で強行突破できることに気づいてからは、キツイなりにも何とかなっていた。

 

調整意図:

HB→両ウーラオス、襷エスバを受けるために特化

S→無振りサンダー抜かれ (下からボルチェンをしたい)

 

 

【結果】

tn ShootCommand 最終51位 (レート2021)

70勝29敗 勝率70.7%

f:id:Carbon_poke:20220201221932j:plain

f:id:Carbon_poke:20220201222804j:plain

 

【最後に】

初のレート2000からちょうど1年、ずっと目標にしていた最終2桁を取ることが出来てとても嬉しく思っています。(地味に100戦以内なのも嬉しいです。)

ですが、ようやく上位勢としてのスタートラインに立てたに過ぎないと思うので、これからもより高い順位や、安定して2桁を取れるプレイヤーになれるよう、精進していきたいと思います。

質問等あればTwitterのDMまでお願いします!

(twitter@carbon_poket)

 

スペシャルサンクス】

・オーガ軸の相談に親身になって乗ってくれた、おろしぽんずさん、まどさん

・ガラルユナイトや今期のことで通話してくれた、いなポケくん、マキッペくん、きつねぽけくん

Twitterにて応援してくださった皆さん

 

【宣伝】

知り合いのポケ勢数人と麻雀する窓を作ったので、興味のある方入りませんか!

ランクマの息抜きに、ゆるーく通話でもしながら麻雀できればな〜と思ってます。

メンバーはまだ4人しか居ない発展途上の窓なので、是非気軽に入って欲しいです。

シーズン終盤はガチ目な構築相談等もできればいいなぁ…とも考えてます。

みんなで楽しくできる人なら大歓迎ですので、興味があればこちらもTwitterのdmまでお願いします!

 

閲覧ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

【追記】

よくやった選出。

vsオーガ→f:id:Carbon_poke:20210516123247p:plainf:id:Carbon_poke:20210516125247p:plainf:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainorf:id:Carbon_poke:20210516123719p:plain

かなり有利。対面構築ばっかだったので、襷エスバがとても刺さる。たまにHBサンダーを投げてくる人が居たので、初手オーガにはダスト安定。相手の出方次第だが、羽連打をしてくる人には外す前に早めにオーガを投げて崩しに行く。あんまり負けてない。

vsネクロ→f:id:Carbon_poke:20210516123247p:plain+f:id:Carbon_poke:20210817213827p:plain+f:id:Carbon_poke:20210516123719p:plain

超絶有利。オーガとランドがダイマしてないネクロをワンパンできる上に、エスバが取り巻き(レヒレ、悪ラオスなど)に強いので、負けてはいけない。(最終2桁チャレ、当時6位のネクロランドレヒレに当たり、普通に負けかけたのは秘密。)

vsゼルネ→f:id:Carbon_poke:20210516123247p:plainf:id:Carbon_poke:20210516125247p:plainf:id:Carbon_poke:20210817213827p:plain

有利。珠エスバの方が強いことはわかっているのに、あえて襷にした理由の1つがロンゲゼルネにダストを撃ちまくれることなので、絶対に負けたくない。個別とかでも書いた通り、襷ダストエスバ+タラプミミでゼルネには相当安定する。

vsイベル→f:id:Carbon_poke:20210516124802p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123719p:plainf:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainorf:id:Carbon_poke:20210516123247p:plain (ループ以外はf:id:Carbon_poke:20210516125247p:plainを出す)

かなり不利。ポリ2で死ぬ気で電磁波撒きに行く。もしラッキーが出てきたらランド投げて剣舞して破壊。ラス1はメタモンいたらコピーランドロスのケアでエスバ、そうじゃないならオーガ。最終日付近はなんか知らんけど噛み合ってほぼ勝てた。

vsダイナ→f:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainf:id:Carbon_poke:20210516125247p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123719p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123415p:plainから2体

5分 (相手の型にめちゃくちゃ依存する)。エスバの通りがゴミなので、それ以外で対処。エスバで倒す予定のミトムが入ってる奴と、コスパダイナにはいっぱい負けました。

vsホウオウ→f:id:Carbon_poke:20210516123247p:plain+f:id:Carbon_poke:20210516123719p:plain+f:id:Carbon_poke:20210817213827p:plain

やや有利。ランドロスを通すルートを考えます。ホウオウが環境的に物理ばっかだったのでカウンター押してましたが、大体引かれました。トドン入りばっかだったので、エスバで削ってランドの圏内に入れる立ち回りを徹底。

vs黒バド→f:id:Carbon_poke:20210516125247p:plainf:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123247p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123415p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123719p:plainから2体

有利。ポリ2は黒バド受けっぽい顔をしていますが、あまり出した記憶がありません。チョッキオーガがかなり有利なので、殴り合ったり、ミミッキュで対面処理してました。なんか知らんけど水ウーラオスの同時採用率が異常だったので、サンダーを出すことが多かったです。

vs白バド→f:id:Carbon_poke:20210516125247p:plainf:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123247p:plainf:id:Carbon_poke:20210516124802p:plainから2体

基本有利。ミミッキュで返せばあまり負けないが、トリル身代わりやら、イバンやら、絡め手が鬱陶しかったイメージです。

vsゼクロムf:id:Carbon_poke:20210516123247p:plainf:id:Carbon_poke:20210516124802p:plainf:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainorf:id:Carbon_poke:20210516123719p:plain

若干有利。ポリ2が大活躍してくれ、ゼクロムダイマさえ止められれば襷エスバを通して勝てる。カグヤ入り以外にはランドロスを通すルートも取れる。意外と勝率良かった。

vsザシアン→f:id:Carbon_poke:20210516123247p:plainf:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123415p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123719p:plainf:id:Carbon_poke:20210516124802p:plainから2体

不利。最終日までに当たったら結構勝ててたので大丈夫かなって思ったら、当日、急にうまいサンダーザシアン使いが爆増し、負けまくりました。ドラパを通してくるか、珠サンダーを通してくるか、人によってまちまちで面倒でした。

 

余談ですが、実はこの構築使った最終日前日・当日の負けの内訳が、ホウオウ1・ゼルネ1・ザシアン6だったので、明らかに対ザシアンが課題だったと思います。一方で他の軸には相当安定していたので、対ザシアンさえ正解の立ち回りと構築の改善点を見つけられていれば、もう少し頑張れた気がします。

次があるなら、サンダーの電磁波の枠を熱風にして、ザシアン軸に対してサンダーでダイマする選択肢を取れるようにしたいかな…と思いました。

 

【追記2】

 

 後々開かれたチーム戦やこのルールの仲間大会では、サンダーの技構成を見直して、上記のものを使用していました。熱風あった方がどう考えても強かったです…。

 

(剣盾S25メモ)エスバオーガランド

f:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123932p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123247p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123719p:plainf:id:Carbon_poke:20210516123938p:plainf:id:Carbon_poke:20210516125107p:plain

ほぼ自分用の備忘録。

 

【結果】

tn シールド 最高199X 最終1953 -183位

(↓最高。1998か1992かどっちか分からんけど、多分1992。)

f:id:Carbon_poke:20220101104353p:plain

 

【並び】

f:id:Carbon_poke:20220101092200j:plain

 

【個体】

f:id:Carbon_poke:20210817213827p:plainカイオーガ@チョッキ

197(172)-x-111(4)-220(236+)-161(4)-122(92)

潮吹き/かみなり/れいとうビーム/なみのり

調整意図:

-H 特化ザシアンのじゃれつくを最高乱数切り耐え

-S 無振りサンダー+2

 

f:id:Carbon_poke:20210518220441p:plainサンダー@ゴツメ

191(204)-x-110(36)-147(12)-111(4)-167(252+)

ボルトチェンジ/暴風/電磁波/羽休め

調整意図:

 -S 最速

 -H 16n-1

 -B 特化ザシアンのじゃれつくを75%で耐え

 (なるべく高く。あまりの努力値でB<Dとできる最大値)

- D、C あまり 

 

f:id:Carbon_poke:20210516123343p:plainエースバーン@タスキ

とびひざげり/ダストシュート/ふいうち/カウンター

155-184(252+)-95-x-96(4)-171(252)

調整意図:ASぶっぱ

 

f:id:Carbon_poke:20210516123719p:plainランドロス@珠

じしん/そらをとぶ/いわなだれ/剣の舞

165(4)-197(252)-110-x-100-157(252+)

調整意図:ASぶっぱ

 

f:id:Carbon_poke:20210516123938p:plainナットレイ@残飯

181(252)-114-201(252+)-x-137(4)-23(-)

ジャイロボール/ボディプレス/やどりぎのタネ/鉄壁

調整意図:

 -HB 特化

 -S ミラー意識で最遅ナット抜き

 

f:id:Carbon_poke:20210516125107p:plainカイリュー@鉢巻

171(36)-202(236+)-115-x-120-130(236)

げきりん/ダブルウイング/神速/炎のパンチ

調整意図:

 -S +1で準速ドラパルト抜き

 -H A222ザシアンのじゃれつくを14/16で耐え

 -A のこり、なるべく高く

 

【概要】

基本選出はエスバ+オーガ+ランドorカイリュー

初手に来やすいオーガへのメタ (ウオノラゴン、カイリュー、水フェアリー組、襷悪ウーラオス) などを初手エスバで倒し、裏のポケモンダイマを切って詰め切る。カイリューやオーガはダイマを切らなくても強いため、比較的柔軟なダイマの切り方が可能。

現環境には少ないカウンターを搭載したエースバーンが非常に強力であり、ウオノラゴンやカイリュー、HDザシアン等を迅速に処理できるのが偉かった。ウオノラゴンは膝+不意でも落とせるが、不意打ちを撃つターンに交換択が発生するのが嫌だったので、それを解消できる点も評価した。構築の見た目的にも、相手視点エスバの初手ダイマの線を切れないため、カイリューが悠長に舞ってくることは一度もなくカウンターが決まった。

サンダーはイベル軸と一部のザシアン軸(特にドラパルト入り)への抵抗。本来はウーラオスやゴリランダーに受け出すつもりだったが、実際はエスバで対面処理していたので置物と化した。

ナットレイはラプザシやその他積んで破壊できそうな構築に選出する。サンダーナットの2体はサイクルを回す駒であり、対面的な本構築と若干ミスマッチだったような気もする。

総評、ダイナ・オーガ・ネクロには有利、ザシアン・黒バドは有利〜5分、イベルタル・ゼルネアスは不利。特にイベルには「噛み合わなければ負け」という試合が多く、頭が悪かったです。

 

【後書き】

 最終日前日までは別の構築を使用していたが、急に勝てなくなったためこの構築を急いで組んだ。チョッキオーガやカイリュー、襷エスバなどを普段全く使わないため賭けだったが、元旦の朝は100位台で安定して戦えたのでそれなりに上手くいったと思う。とはいえ、使い慣れていない事によるプレミでそれなりの数負けたため、非常に悔しい。

 今年は念願の最終2桁取れると良いな。本年もよろしくお願いいたします。